7/24/2013

NBAダンサーへの挑戦 ~2013 Brooklyn NETS③~

続いて、3rdラウンドです。
3rdラウンドまでは、ベテランメンバー(昨年のメンバー)は入らず、新規のメンバーの選考です。

2ndラウンドで、入った振付の先が追加され、一曲のダンスが完成しました。
最後は、前を向いて立った状態から、2カウントで後ろに片足を蹴り上げて仰向けに寝っころがって終わるという、NETSらしい斬新な終わり方!
(このおかげで膝に痣が出来たことは言うまでもありません。笑)

続きの振付では、床に寝っころがるブレイクダンス風のものや、ステップが入ったりしました。
1次で習ったものの継ぎ足しているので、リズムの取り方は入ってきやすいけど、
振付が盛りだくさんなので、頭が追いつきません・・

落ち着け~と思い、振付の合間少し離れて休憩。
気づけば、オーディション開始からお水以外何も口にしていなかった事に気づき、

持ってきた玄米のおにぎりを食べると、一気に頭が回復していくのが分かりました。


やっぱり、エネルギー源は大事です。

そしておにぎり最高!


そこから、気持ちを入れなおして、振付を叩き込みます。
振付を覚える時の工夫は人それぞれだと思いますが、皆さんはどんな工夫をされているのでしょうか・・?

自分の場合は、ある程度まで振付を覚えたら、後ろの空いているスペースに行って、誰も見ないで踊る事です。移動して視界を変えたり、環境を変えると、記憶がより濃いものになっていくと思うのです。

そして、オーディション会場では、みんなが前に行く傾向があり、十分に踊れるスペースが確保できなかったりします。そういう時は、広い場所で障害なく踊れる環境を作ってみるのも一つの手だと思っています。

そして、3rdラウンドの審査が始まりました。5人ずつでコールされた順番に踊っていきます。

振付が長い分、二次よりも更に集中が必要です。あまり他の受験者の演技を見すぎると私の場合は振付が飛んでしまうので、見ないようにしてます。自分の番が終わったらもちろん他の受験者の観察をさせてもらいますが。

殆どのオーディションの場面では、公平性を保つ為に、他の人が審査されている時に体を動かしてはいけないルールです。私は、他の人が踊って音楽がかかっている状態の時に、審査員を見て、踊る時をイメージするようにしています。踊るときの表情を作ってみたりしてるので、周りから見たらちょっと変な人に写るかも。笑

そんなこんなで、私の番は最後の方にきました。入場は自信満々の笑顔と態度で。やってやるぞ~と意気込みながらも、落ち着いて、目に力を込めます。

最後は少し振付が追いつかず、ごまかしてしまいましたが、ほぼほぼ踊れたと思います。悔いはなし。あとは結果を祈るのみ!と思い、後は他の受験者の観察をしました。

殆どの受験者が、2次に入った振付は完璧にこなしていましたが、続きで入った振付は抜ける人が多く、最後のポーズだけ合わせてあとはフリースタイルで攻める人も少なくなかったです。即興のフリースタイルでも、魅せれるパフォーマンスが出来る人が多く、心から拍手をしてしまいました。

こういう場面で、本当に良いなと思った事に、皆が反応することはアメリカの文化の良いところだなと感じます。駅や電車の中で、街中で、パフォーマンスする人に対しても、心を動かされるパフォーマーにチップを支払う文化がありますが、良いものを自分の基準で判断する。皆がその物差しを持つことを許されているし、それがないと、一人前の大人と言ってもらえない気もします。アメリカの好きな文化の一つです。

さて、全ての受験者が終わり、結果を待ちます。
緊張と踊った疲れで、残りのエネルギーゼロの状態に食べる軽食は、格別に美味しいです。「良く頑張ったねー!」と自分の体に言い聞かせます。

30分くらい待った後に、ディレクターからコールがありました。
順番に次のステージへの通過者が発表されていきます。聞き落さないように、緊張の瞬間です。

結果・・・私の番号は呼ばれませんでした。

悔しい!けど、周りのレベルを考えたら、十分に落とされておかしくないレベルなので、ここまで進めた自分を褒めつつ、次のオーディションに向けた反省をしました。

失敗したときこそチャンスって言葉をよく聞きますが、神様がそんなチャンスを自分に沢山与えてくれたと思って、客観的にオーディションの時の自分を振り返ります。まだまだ自分は伸ばさなきゃいけない事があるし、でも可能性はある!って信じて再スタートに立ちます。

 
 


続いては、NYニックスのオーディションについて書きます!


このオーディションの記事を多くの方に見てもらえて、とても嬉しいです!ありがとうございます。
私のアメリカ生活は、多くの方々のご協力のもとに成り立っているので、情報をシェアして未来の方につなげることは、お世話になっている方への恩返しにもなるのかなと思っています。今後に繋げてもらえたらとても嬉しいです。

今後もよろしくお願いします!

7/22/2013

NBAダンサーへの挑戦 ~2013 Brooklyn NETS②~

第2ラウンドは、ダンスの審査です。
 
以前ネッツのメンバーだった人が振付でした。
知的な雰囲気があり、パーソナリティがとても素敵な人です。
密かに私はこの人のファンです。
 
 
 
今年の課題は、♪GrownWoman / Beyonce
(HIPHOPのレッスンで、既にこの曲で何種類ダンスを踊ったか・・・笑)
今年の定番ソングです。
 
ヒップホップと、ブレイクと、フェミニンな振り付けのコンビネーション。
早けど、曲にマッチしていて楽しい振り付けでした。
 
振り付けは、かなりゆっくりめに教えてもらえたので、
頭と身体に入った状態に持っていけました。
 
ベテランメンバーが何人か散らばってサポートしていたので、なるべく近くに行って、踊り方を真似させてもらいました。(チアのどのチームでも、踊り方はベテランの踊り方を真似ていたらまず間違えはないと思います)
 
 
 
そして、いよいよ審査!
 
一時審査終了後に渡されたゼッケンの番号順に10人くらいずつ2列で、2回踊って行きます。最初の8×6くらいかな?はフリースタイルで、自分の個性を発揮する時間として与えられます。
 
リズムに乗るだけの人もいれば、ヒップホップを踊る人、柔軟性をポーズやテクニックで見せる人、ジャンプや連続ピルエットなどのテクニックを見せる人、様々でした。
 
私は、せっかく覚えた振り付けをフーリースタイルやることで忘れるのが怖かったので、アクロバットをいれてあとはリズムに乗るだけにしました。
 
こういう時に自分の振り付けの覚えに自信がないとついつい視界に入る人を見てしまいがちですが、そうすると例え完璧に踊れたとしても、審査員に何も響かない演技になってしまうと思うのです。
 
振り付けを覚える能力はもちろんだけど、ダンスがどんな出来映えでも、自分の表現が出来ないとパフォーマーとは言えないと思います。
表情を意識して作るのではなくて、曲を感じてイメージに入り込むこと。
 
実力以上のものを無理に出そうと思ったり、
 
振り付けのことを考えたり、
 
ライバルを意識したり、・・・
 
オーディションという特別な舞台では色んな思考が、普段の自分を邪魔します。
100%の力を出し切る事は本当に難しいことだと思うけど、その分、爆発的な力を発揮出来る時もあると思います。
 
その場で習った振付を踊るオーディションで、曲と自分自身に集中して表現者になりきることって、本当に難しいです。私はいつまでたってもそれを完璧にこなせる自信はないけど、なるべくそれが出来るように、心がけて踊るようにしています。
 
今回も、いつもの事ながら振付のことはもちろん考えてしまったけど、1年越しで立てたオーディションのステージが嬉しく、純粋に楽しめたと思います。私のグループでも半分が途中でミスしてたけど、自分はつられずにやり切りました!
 
集団で踊って行った直後に次に進む人がコールされていきます。
祈るような気持ちで、コールを待ちます。
自分の番号が … 

呼ばれた!!! やったー!

周りに聞こえそうなくらいの胸のドキドキを抑えながら、そのあとにパフォーマンスして行く受験者を観察しました。どんな受験者がいて、どんな人を求めているのか。
 
今回、とても偶然な事に、同時期に49ERSに所属していたメンバーが2人NYに移住していて、(しかも同じラインで隣と、シンメで踊っていた子が)同じオーディションを受けていました。まさかの再会に3人で大興奮!!本当に不思議な巡り合いでした・・・
 
なんと、そのうちの一人は、So you think you can dance(アメリカンアイドルのダンス版?有名なTV SHOWです。)のファイナリストになった、NFLチアリーダーとしてはとても素晴らしいキャリアを持った、ラテンダンサーの子。ヒップホップも、ラテン調だったけど、リズムが取れてて、素敵でした。これは通るだろうと思っていたけど、なんと・・呼ばれなかったのです。。。
 
もう一人の子も、番号をコールされず、2次で敗退となりました。
 
どう考えても、私よりもラテンの子の方がポテンシャルはあるのに・・・
 
その他にも、バシバシと実力派の子が落とされて行きました。
 
軽くショックを受けました。
 
 
そのチームの許容範囲のダンスレベルがあれば、その先はキャラクターで選ぶ。
特にチアリーダーのオーディションはそういうものだと、感じます。
NYの場合は、キャラクターで選べるほど、魅力的なダンサーが沢山います。
 
受験者にできる事は、自分のベストを尽くすこと。これだけです。
 
 
この2次試験で、10人中4~5人がコールされて次のステージに進みました。
 
3次審査は次のブログに続けます!

7/20/2013

NBAダンサーへの挑戦 ~2013 Brooklyn NETS①~

日本の夏を思い出すくらい、最近めちゃめちゃ猛暑のニューヨークからお届けします!

 Facebookには近況を掲載していますが、ブログはついつい更新が遅くなってしまい、ごめんなさい。タイムリーに更新しているので、是非フォロー下さい!
現在の状況からご報告しますと、6月にあったブルックリンネッツと、ニューヨークニックスは落選し、現在次のトライアウトに向けてニューヨークでトレーニングをしています。


こうやって、自分の上手くいかなかった経験を記録に残してしまうのは、どういうものかとは思いますが、、、このブログを通して、チアや海外に対する興味を持ってもらったり、チャレンジしている方の道が開ける為の、お役に少しでもたてたら…という想いで、今年もありのままの経験を記していきたいと思います!

さて、今年の第一発目、6月15日から行われたNBAブルックリンネッツのオーディションの事について書きます。

NETSをご存知の方は想像いただけると思いますが、とてもクールでカッコいいイメージのチームです。パフォーマンスで宙返りしながらダンクしたり!アクロバットしたり、とにかく身体能力が高く、ヒップホップやブレイク、ジャズ、アクロバット等、NBAで一番色んなジャンルを踊りこなすチームだと思います。
 
 

私は昨年も受験していますが、振付が体に染み込まず本番飛んでしまい、2次で落ちました。今年は、NBAのダンサーに焦点を当てていたので、この1年間はチアダンスを少し離れて、ジャズのテクニックのトレーニングと、動画をひたすら繰り返し見て、アイソレーションや、体の部分的な力の抜き方を研究したりして過ごしました。

何より、チアダンス出身の私にとっては、ヒップホップでダウンして踊ることがとても違和感があり、振り付けがなかなか染みつかず、一番苦労するところです。

そんな中挑んだ今年のNETSのオーディション、簡単にはいかないことは
分かっていながらも、昨年よりも少しは希望を抱いて挑めました。

1st ラウンドは、アクロスザフロア。
8×2のダンステクニックをしながら、バスケコートを端から端まで横断します。受験者は3列に並んで、一人ひとり曲に合わせて、技を見せていきます。
ジャッジがコートの端に立って通過者に、チケットを渡していきます。
(実は事前のプレップクラスに出ていると、このセッションは自動的にパスできますが)

今年は、リープジャンプと、ダブルターンが入っていました。
私はこのテニックのセッションが苦手で、いつも焦ってカウントを早とりしたりしてしまっていましたが、今年はわりかし、心に余裕をもって表情にも意識して出来、2次試験行きの切符をもらいました!

自分の番が終わってから、他の受験者を前から見て、
ジャッジの判断を観察しましたが、見ているポイントはこんな所かなと思います。

 ‐体型とバランス
  ダンサーとしてふさわしいかどうか。

 ‐チームのイメージに合うか
  私のイメージだと、このチームは割と体格が大き目の、筋肉質で、
  表情にインパクトのある強い女性。
  Jay-Zがオーナーなだけあって、ビヨンセの様な感じかな~
  技が完璧にできていなくても、そんなチームのイメージに合う子は、
  通っているなという印象です。
 

 ‐基礎的なダンステクニック
  中には、ヒップホップの出身で、こういったジャズのテクニックの経験が
  ない人もいるので、この段階では技の完璧さは求めていないように感じます。
  体の使い方が合っているかどうか、ポテンシャルがあるかどうか
  見ているように思います。

今年は、ブルックリンンにチームが移ったこともあり、昨年よりも受験者が多く
(多分300人近くいたと思います)3/5くらいの受験者がカットされました。
stラウンドの段階から、規定の技が割とできているにも関わらず、
チームイメージに合わなくて、落とされている子も多くいたように感じました。


さて、2ndラウンドはいよいよダンスのセッション!
次回のブログに続きます!