8/30/2013

NBAダンサーへの挑戦 ~2013 Miami Heat①~


このチームには思い出が詰まっている分、とても長くなると思うので、しぶとくお付き合いいただけましたら幸いです。

私は、昨年様々なチームを受けました。ダラス・ニューヨーク・OKC・LA・アリゾナ。全部で7チームを4か月間の旅の中で受験しました。どのチームが自分に合うのか、どんなダンスを踊りたいのか。ある意味自分探しの旅でもありました。結局どこのチームにも合格する事が出来ませんでした。しばらくの間は、思い出すだけでも涙が出そうになるくらい、昨年のトライアウトの中では悔しい思い出が沢山ありました。

その中で受けたかったけど、どうしても手が出せなかったチームがありました。それがマイアミヒートです。チャンピオンチームである事はもちろんですが、自分がチアを始めた頃から、動画を見てヒートのダンサーに憧れていました。リズムを単純に楽しんでいる様子がとても新鮮で、斬新で。ダンスには色んな表現があるけれど、数あるスポーツエンターテイメントのダンサーの中で、私自身が心を動かされた一番のチームでした。
 

ヒートには色んなバックグラウンドを持った人が集まっていますが、それぞれがカラーを持っています。昨年の自分の技術ではキャンプにも残る自信がなかったので、安全策を打って別のオーディションに臨みました。帰国後はどうしても、このチームを諦めきれずに1年間を過ごしました。

そして、やっと挑戦する事を決めました。受かる事は難しいのは分かっていたけれど、ありったけの力を注ごうと思い、日本でお金を貯め、課題を明確にして、ニューヨークで自分に必要なトレーニングをして、体作りをして。昨年の悔しい思いをバネに、気持ちを追い込んで、打ち込みました。先に受けたニューヨークのチームは、縁があれば行きたいチームではありましたが、自分の気持ちはマイアミ一筋でした。

チアを始めて7年目にして、憧れの土俵に立つ準備ができました。
それだけで、感無量でした!!
 
前置き長くなりましたが、実はそんな思いが詰まったマイアミのオーディションについて、これから記したいと思います!

8/28/2013

NBAダンサーへの挑戦 ~2013 NY KNICKS②~


さて、2ndラウンドです。

ダンスの審査となります。このラウンドのダンスは、事前のワークショップで同じダンスを教わる事が出来ます。(私はワークショップに参加しなかった為、ここで初めて習いました。)

音楽は、♪Feel this moment
受付の時に前にいた、ワークショップを受けた子に、オーディションの振付どんなの?と聞いたら、信じられないくらい早いルーティーンだと聞いていたので、予め心構えはしていましたが・・確かに、ひたすら早いチア風ヒップホップでした。振付自体はシンプルですが。

昨年同様に、最初に40人くらいの4つのエリアにランダムに分けられます。その場で2×8の課題のダンスを教わり、そしてエリアごとで4×8のフリースタイルと合わせて踊ります。

最終的に4つのエリアのうち2つのエリアが合格エリア、2つのエリアが不合格のエリアとなるのですが、どのエリアがそれにあたるかは知らされません。踊っているうちにジャッジから、行くエリアを指示されていきます。

私は自分のエリアで最初の方にピックアップされ移動先を指示されました。合格ゾーンかそうでないかは、最後にならないとわからないので、正直ドキドキです・・。

ここでは、同時に40人もジャッジされるのに、本当に短いダンス(20秒くらい)しか見てもらえないので、与えられた振付正確にこなせる事はもちろんですが、そこでしっかり自分の表情や、表現力を見てもらえるかどうかが勝負です。

全部で5回ほど踊り、そこで分けられた4つのエリアのうち2つのエリアにいたメンバーがカットされました。私がいたエリアは合格エリアでした。良かった!

ここで半分がカットされ、2ndラウンドが終了です。約100人が残りました。
エネルギーを補給して、3rdラウンドに臨みます。

rdラウンドは2ndラウンドの振付の先を教わりますが、合わせて、約8×10の振付が入りました。テクニックは、ニックス特融の技で、トウタッチしてから、おしりで落ちて寝たところからキックして起き上がる技が最後に入りました。

また、課題ダンスのジャッジに入る前に、アクロバットを見せる時間を与えられました。タンブリングが出来る人が今回20人近くいましたが、固い床上でスニーカーで完璧な伸身宙返り半ひねりをする子がいました。アメージング!アメリカ人の身体能力をここでも感じました。私は、まだ怪我をしていた肩の回復が完全でなかったのもあり、ロンダートからの連続転回しかできませんでしたが、それでもアピールにはなるので、実施しました。

さて、続いては課題ダンスのジャッジです。5人一組で、2回ずつ踊っていきます。
トウタッチや、テクニックが入っているし、早い振付なので、しっかりアップされた状態にしておかないと不安だったので、適度にアクティブストレッチしながら順番を待ちました。ゼッケン番号に関わらず、ランダムに呼ばれていきますが、自分の番号がなかなか呼ばれなかったので、体を冷やさないように、常にアップの状態にしておくことが大変でした。

さて、自分の番号が呼ばれて、いざパフォーマンスです。ジャッジにアピールする為、真ん中の目立つポジションを取りました。
今回は、びっくりするくらい全く緊張せず楽しめました。
とりあえずその場で出来る全てを出し切れ、ジャッジの視線も最後まで感じられたので、手ごたえがかなりありました。

全員が終わって30分ほどしてから、ファイナリストの発表がありました。
自分の番号も呼ばれて一安心!



 でも、自分が上手だと思った子が数名選ばれていなかったので、改めてオーディションの難しさ(誰が通るか分からないという意味で)を知った気がしました。ネッツのオーディション記事にも記載しましたが、殆どの地域では、確実なダンステクニックがあれば、ファイナルには残れる気がしますが、競争率の高い地域(特にNY・LA)は、プロのダンサーも多いので、ファイナルの前の段階からルックスで選んでいく気がします。

オーディションの準備として、ダンスの技術を追うだけではなく、衣装や体型・メイクをチームのイメージに合わせていく事はとても重要だと感じます。

さて、ファイナルのキャンプは翌日から開催されました。3日間を経て、最終的なメンバーを選出しますが、毎日カットがあります。

1日目は、規定のアクロスザフロアと規定ダンスを再度ジャッジに見せます。この日には、ディレクター以外にチーム関係者と思われる人が数名来ていました。

昨年のキャンプと同じダンススタジオでの開催でしたが、昨年とても緊張した思い出がよみがえり、この日は、いつになく緊張しました。演技に失敗はしませんでしたが、とても残念なことに、私はこの日にカットされてしまいました。

緊張したからかな・・
でも、自分の持っている力は出し切れたはず・・
ダンスのテクニックは、他の残っているメンバーと比べて引けを取らなかったはず・・

落とされた当日は、結構打撃を受けましたが改めて考えてみると、オーディションは完全なコンペティション(競技会)ではないし、チームのニーズにハマるかどうかの観点の評価の結果なので、落ちた理由を詰める事にあまり意味はない気がします。その変わり、自分がやるべき今後の課題把握をしっかりして、悔しい気持ちを次につなげるエネルギーにしていく事が大事だと思います。

今回も多くの方に励ましの言葉を頂きました。
オーディションを重ねる度に周りの人々との繋がりが深くなっていく気がします。戦うのは一人だけど、支えてくださる方々の気持ちが、私の日々のエネルギーに直結していることを実感します。

 
この環境に感謝をしながら、今後も前進します!

8/23/2013

NBAダンサーへの挑戦 ~2013 NY KNICKS①~

オレンジと青という斬新なカラーのチーム。
ダンサーも、衣装でお分かりの通り、アメコミをイメージしたポップな感じです。セクシー過ぎず、クール過ぎず、爽やかなイメージのダンスチームのイメージです。



ジャンルは、ヒップホップ、チアっぽいダンス、ジャズ、等を踊ります。
あと、アクロバット的なテクニックも。

昨年受験していたので、何となくオーディションの流れを知っていましたが、知っているが故にとても緊張です・・。
体力的にも、精神的にもとてもハードな選考だったので。しかし、今回はディレクターとコーチがかわり、ジャッジの雰囲気が温和な感じになっていました。

会場は昨年と同様のチェルシーピア60。
ハドソンリバー沿いにあるスポーツ施設で、バスケコートの一面を貸し切って行われます。時間までオーディション会場に入れないので、いつも熱い場所で、ひたすら開場まで待つというイメージです。昨年は、偶然隣のコートに居合わせたクリスブラウンと会って写真まで撮影が出来たという、軌跡が起こった場所です。
 
ニックスのオーディションでは、IDのチェックがあります。(IDとは、日本でいう身分証明書です)パスポートを持っていけばいいのですが、昨年はワーキングパーミッションがないと受けてはダメだよと言われ、受付の段階で躓いたのを覚えていたので、今回は、自分のビザのことを記載した、覚書を持っていきました。

まず1stラウンドは、アクロスザフロアです。ダブルターンと、リープジャンプ(チアリーダーのテクニックではおなじみの、ジャンプの後にお尻で転がる技)と、キックが入りました。このラウンドはネッツ同様、事前のワークショップに参加すると免除されます。私は日程が合わず、ワークショップに参加していなかったので、1stラウンドから参戦しました。オーディションの参加者は、250人くらい?昨年と同じくらいの人数でした。

ニューヨークはヒップホップを踊る人が多いですが、オールジャンルこなせる人が多い気がします。ほとんどのチームでは、ヒップホップかチア出身者(テクニックが出来る人)かに分かれる気がしますが、ニューヨークでは、小さいころからバレエをやっていたりして、どのジャンルでも基礎がしっかりある人が多い気がします。

ヒップホップを踊る大きめのスニーカーを履いて、衣装もヒップホップをイメージした衣装なのに、しっかりテクニックのスキルもあるという人が多いです。さすがニューヨーク!

私はディレクターの列に並び、審査を受けました。ここは、落ち着いて出来てクリア。

このチームも、ネッツ同様、多少チームのイメージに合わせてカットしているように思いましたが、だいたいは順当にテクニックの有無で選考されているように思いました。
約半分くらいの確率で1次を通過していたと思います。

次は、ダンス審査の2ndラウンドについて記載します!